もちっ!
水無月1ミニ 

よく、上新粉を使いレンジで水無月もどき?を作りますが、抹茶味は作った事が無いから、やってみよう!
・・・・えっ上新粉が無い!・・・代わりに使用したのは・・・

米粉!今、はやりの!・・・・・今じゃないな・・もう、終わってる!?
どうかな?と思いましたが、米粉で挑戦。
でも食べ比べたかったので結局、上新粉を買いに走りました。
冷蔵庫で冷やしてから食べたから?・・・食べ比べてみましたが、わからない!
実は、知り合いに米粉を貰ってほしいといわれ、5kgくらいうちにあるのです!
なんとか使おうと、試みるもなかなか5kgは使えないでずっと、
キッチンの片隅で静かにおとなしくしてました。

この(抹茶味ではないシンプル味の方!)水無月にはすごーく思い出があります!
私の両親が大好きなので、両親が遊びに来る時は必ず お土産用に作っていました。
シンプルな味黒糖味を交互に・・・。
(私は何でも基本シンプルな味の方が好き!でも両親は黒糖味が好き!)

私は毎日、仕事があるので両親が急に来てくれても、なかなか時間をかけて作れないので、
そんな時はこの水無月です!
5分もあれば、作れるんですから!
(あっ前もって来るのがわかっていたら、もう少し時間をかけるのも、作ります、ええ、本当に・・・・。)
いいって?

でも、こんなすぐに出来る水無月なのに作って渡すと,父も母も
『あんた、忙しいのに、よう作るな・・・・!ありがとう』
・・・・・と、時にはを浮かべながらそう、言ってくれます!
『いやー本間に簡単やねん!火を通すのは3分!で5分で出来る、手抜き手抜き!・・・・』
と私はテレながら、言います。 
 でも、両親には”5分で出来る”・・・の部分は全く聞こえてないみたいで、
ただが作るのが嬉しいみたい?
私は、実は何度も人生で”めまい”をわずらい2~3年歩くのも困難になったことが3回!
その度に、にはこんな大人になった私をいつもお風呂に入れて洗ってもらったり、
おかずをまとめて作ってくれたり!
にも病院に連れてもらったりずいぶん、世話になりました。
自分が情けなくなり、TVも本も見られない日々が続きました。
キッチンにもお腹を台に押さえて支えながら私はめまいと戦っていました!
1度まだ本当に小さかったがおかずが何も作れない昼ご飯の時、私は
『ごめんね!何にもおかずないねん!』
・・・・と泣きながら行った時にまだ3歳だったは1人で椅子にのり、冷蔵庫を開けて
『あーあった!これでご飯食べよ!』
・・・・・ニッコリ笑顔でそう言って持ってきたのは・・・・・マヨネーズでした。
・・・・・今でも忘れられない笑顔です・・・。

・・・・・だから、こそ普通の人よりはずいぶん心配もかけ、みんなに世話にもなり、
何も返せないなーといつも思うのです。
・・・・暗い話になりましたが、だからせめて、一緒にいられる間は,私の作ったものを食べてもらい、
喜んでもらおう!と 思ったのです!すみません長くなり・・・・。
では、レシピです!

材料 (8分の1切れ・・・83kcal)
米粉(上新粉)・・・・80g (もちろん上新粉でもOK!)
甘納豆・・・・・・・・・50g
抹茶・・・・・・・・・・・小さじ2
砂糖・・・・・・・・・・60g
水・・・・・・・・・・・・180cc

作り方
①ボールに米粉と抹茶と砂糖を入れて水を入れてよく混ぜます。
抹茶が少し混ざりが悪くても、火が通れば綺麗なグリーンになりますが・・・。

水無月8ミニ 水無月7ミニ

②耐熱の器に(タッパーなど)耐熱のラップをひいて、甘納豆を入れます。
(ラップは耐熱150度のを使ってます!100円ショップの!)
ラップは取り出しやすいのと、甘納豆が引っ付かないようにするため!
甘納豆はこの50g入りのが50円で使いやすい!

甘納豆ミニ 水無月4ミニ

③そこへ、必ずでこしながら、①を静かに入れます。器を上げて、下から見て、甘納豆が綺麗に均一になるように火を通す前にお箸で整えます。
ラップで蓋はせず、600wで3分!下にラップをしているので引っ付かずにつるんと取り出せます!
ラップごと裏返して、乾燥しないように! あら熱が取れたら、冷蔵庫で冷たく冷してね!

水無月6ミニ 水無月3ミニ


本当に火を通すのは3分!5分もあればとりあえず作れます!
熱い時は少し柔らかいですが冷蔵庫で冷すとモチモチ
知り合いの方のお礼に持っていったら、(シンプル味)その方はいつも蒸して作るのが大変らしい!
レンジで作ったと言うと、びっくりされて、レシピ教えて~と言われました。

水無月2ミニ 

今回初めて抹茶味で作りましたが、抹茶もはまりそう!!
もう、買わなくても簡単でしょ!
甘納豆を入れない場合は、ういろうと呼んでます。(夫はういろうで作るほうが好きみたい)
その場合は砂糖を少し増やして下さい!
 
・・・・それと、義母もこれが大好きでお見舞いに行くたびに作りました。
とても喜んでくれて、そこでも
『あんた、忙しいのによう作るなー美味しい!また作ってや・・・』
・・・・・そう行って亡くなりました。
だから、お葬式の日に義母の好きな巻き寿司、こうこ巻き、
そして、・・・水無月を棺にいっぱい入れました!
きっと、食いしん坊の義母だったから、全部食べてくれたでしょうね!
思い出の詰まった1品でした。(ながーい話に付き合っていただいた方ありがとうございます。)

水無月5ミニ